「クリスタルLED」「レーザー光」「4K」日本メーカーがめざすテレビの超高画質競争に未来はあるのか?
@DIME 6月6日(水)14時18分配信
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アイキューブド研究所が開発を進めている「ICC-4K技術」。上の写真は「ICC-4K」の処理前の映像。これに「ICC-4K」処理を施すと下写真のようになる。
逆襲に向けて動き始めている日本のテレビメーカー。各社とも確かな勝算があるようだが、取材をしていると、販売現場との大きな隔たりを感じざるを得ない回答もあった。それは、「さらなる高画質化」の追求だ。「違いがない」という指摘に対して、デザインやネットワーク連携、大型化、録画機能などで「個性」を発揮しようとする日本勢。各メーカーのキーマンたちを取材した中で、担当者たちが一様に口にしたのが「さらなる高画質へのこだわり」だった。
ちなみに、今年2月に行われた「CES」では、韓国勢の大型有機ELテレビに話題を奪われたが、日本勢の画質に関する最新技術にも目を見張るものがあった。例えば、ソニーが参考出品した「クリスタルLED」。これは画素のひとつひとつを微細なLEDで構成したもので、従来にはないハイコントラストを実現。また、三菱電機はレーザー光を使った液晶を開発し、年内にも国内販売に踏み切るという。パナソニックやシャープ、東芝なども、現在のフルHDの4倍も緻密という「4Kテレビ」の開発を行なっており、年内中に商品化されるとの情報もある。
さらに、シャープはNHKと共同でフルHDの16倍緻密な「8K」や、ソニー出身の有名技術者が立ち上げたアイキューブド研究所と連携し、「ICC-4K」と呼ばれる新発想のテレビの開発も行なっている。いずれも、韓国勢に先を越された有機ELに、負けず劣らずの超高画質を実現している。しかし、一方で「超高画質競争」に対しては冷ややかな見方もある。ある大手量販店の店員がいう。「高画質技術は確かにすごいですが、現時点でお客様が今のフルHD以上の画質を求めているとは思えません。各社の商品はすでに相当高いレベルにあるので、お客様がテレビを選ぶ際の優先順位として、画質はあまり高くないのではないか、という印象があります」
◎「ディスプレイ」として、ネットや動画を楽しむ考え方も
むろん、こうした声はメーカーサイドにも届いている。それでも各社はなぜ、画質にこだわるのか。前出・東芝の岡田氏は「テレビの概念」が大きく変わりつつあることを見据えているのだという。「もはやテレビに映されるコンテンツは地上波だけではありません。すでにネット動画や、撮影した写真を大画面で楽しむという使い方が広がりつつあります。デジカメは1000万画素以上が当たり前の時代ですが、テレビはフルHDでもまだ約200万画素程度。テレビというより、ディスプレイとしての使い方に対応するためには、高画質化は必要だと考えます」
◎「高画質化」は職人技。韓国や中国メーカーがマネできない強みをもちたい日本勢
アイキューブド研究所の近藤哲二郎氏は、それが海外勢が絶対に追いつけない、「職人技」ゆえ、磨き続ける必要があるという。「高画質化の本質は画作りで、それはいわば職人技。デバイスを作るように簡単にコピーできるものではなく、将来的に日本勢が生き残るためのカギとなるはずです」
また「技術革新が進めば、最先端の高画質技術が安価に提供できるようになる」との意見もある。さらなる高画質化がユーザーに支持されるか否か。その答えは近い将来、明らかになるだろう。
最終更新:6月6日(水)14時18分
記事のみ紹介。
暗黒の稲妻
@DIME 6月6日(水)14時18分配信
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アイキューブド研究所が開発を進めている「ICC-4K技術」。上の写真は「ICC-4K」の処理前の映像。これに「ICC-4K」処理を施すと下写真のようになる。
逆襲に向けて動き始めている日本のテレビメーカー。各社とも確かな勝算があるようだが、取材をしていると、販売現場との大きな隔たりを感じざるを得ない回答もあった。それは、「さらなる高画質化」の追求だ。「違いがない」という指摘に対して、デザインやネットワーク連携、大型化、録画機能などで「個性」を発揮しようとする日本勢。各メーカーのキーマンたちを取材した中で、担当者たちが一様に口にしたのが「さらなる高画質へのこだわり」だった。
ちなみに、今年2月に行われた「CES」では、韓国勢の大型有機ELテレビに話題を奪われたが、日本勢の画質に関する最新技術にも目を見張るものがあった。例えば、ソニーが参考出品した「クリスタルLED」。これは画素のひとつひとつを微細なLEDで構成したもので、従来にはないハイコントラストを実現。また、三菱電機はレーザー光を使った液晶を開発し、年内にも国内販売に踏み切るという。パナソニックやシャープ、東芝なども、現在のフルHDの4倍も緻密という「4Kテレビ」の開発を行なっており、年内中に商品化されるとの情報もある。
さらに、シャープはNHKと共同でフルHDの16倍緻密な「8K」や、ソニー出身の有名技術者が立ち上げたアイキューブド研究所と連携し、「ICC-4K」と呼ばれる新発想のテレビの開発も行なっている。いずれも、韓国勢に先を越された有機ELに、負けず劣らずの超高画質を実現している。しかし、一方で「超高画質競争」に対しては冷ややかな見方もある。ある大手量販店の店員がいう。「高画質技術は確かにすごいですが、現時点でお客様が今のフルHD以上の画質を求めているとは思えません。各社の商品はすでに相当高いレベルにあるので、お客様がテレビを選ぶ際の優先順位として、画質はあまり高くないのではないか、という印象があります」
◎「ディスプレイ」として、ネットや動画を楽しむ考え方も
むろん、こうした声はメーカーサイドにも届いている。それでも各社はなぜ、画質にこだわるのか。前出・東芝の岡田氏は「テレビの概念」が大きく変わりつつあることを見据えているのだという。「もはやテレビに映されるコンテンツは地上波だけではありません。すでにネット動画や、撮影した写真を大画面で楽しむという使い方が広がりつつあります。デジカメは1000万画素以上が当たり前の時代ですが、テレビはフルHDでもまだ約200万画素程度。テレビというより、ディスプレイとしての使い方に対応するためには、高画質化は必要だと考えます」
◎「高画質化」は職人技。韓国や中国メーカーがマネできない強みをもちたい日本勢
アイキューブド研究所の近藤哲二郎氏は、それが海外勢が絶対に追いつけない、「職人技」ゆえ、磨き続ける必要があるという。「高画質化の本質は画作りで、それはいわば職人技。デバイスを作るように簡単にコピーできるものではなく、将来的に日本勢が生き残るためのカギとなるはずです」
また「技術革新が進めば、最先端の高画質技術が安価に提供できるようになる」との意見もある。さらなる高画質化がユーザーに支持されるか否か。その答えは近い将来、明らかになるだろう。
最終更新:6月6日(水)14時18分
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暗黒の稲妻