サントリー、中国・青島ビールと合弁会社設立で交渉
産経新聞 6月5日(火)9時58分配信

 サントリーホールディングスは5日、中国ビール大手の青島ビール(山東省)と、早ければ年内の合弁会社設立に向けて交渉していることを明らかにした。ビール市場の拡大が見込まれる中国での事業展開を加速する。

 合弁会社はサントリー(中国表記・三得利)や青島ビールのブランドで、ビールを共同生産、販売する。

 青島ビールは中国国内で華潤雪花ビール(北京市)に次ぐ第2位のシェアで、中国全土に販売網を持つ。 サントリーはこれまで現地企業と組まずに自前でビールを生産、販売してきたが、成長市場での競争激化をにらみ地元大手との提携が得策と判断した。

 ただ、青島ビールはアサヒグループホールディングスが約2割を出資、提携関係にあることから、アサヒ側の出方が交渉に影響する可能性もある。

最終更新:6月5日(火)11時26分

サントリーホールディングスは5日、中国ビール大手の青島ビール(山東省)と、早ければ年内の合弁会社設立に向けて交渉しているを明らかにした様だ。

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