値上げ案内状、東電が訂正
産経新聞 6月4日(月)11時48分配信


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東京電力本社=東京・内幸町(写真:産経新聞)
 東京電力は4日、検針票とともに各家庭に配布している「電気料金値上げのお願い」の案内状が、値上げがすでに決定したような誤解を招く内容だったとして、訂正すると発表した。案内状は、すでに700万件に配布済み(全対象2800万件)。残る2100万部について、表紙に赤字で「申請中」と明記し、値上げへの理解を得ていく。

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 東電によると、案内状は5月23~30日に検針票とともに配布された。だが「すでに値上げの実施が決定しているかのような印象を受ける」との苦情が50件寄せられたため訂正する。

 東電は同日から対象利用者に配布を始める6月分の検針票の裏面にも、電気料金値上げの案内を記載している。だが、“誤解”の指摘を受け急遽(きゅうきょ)、「平成24年7月1日からの平均10・28%」という表記部分を検針員が修正液で消して対応するという。4日の検針票配布予定は130万件。

最終更新:6月4日(月)14時56分

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