京株、終値は144円安の8295円 終値でも年初来安値
産経新聞 6月4日(月)15時7分配信

 4日の東京株式市場は大幅続落した。日経平均株価の終値は、前週末比144円62銭安の8295円63銭。終値ベースでも年初来最安値となり、昨年11月下旬以来、半年ぶりの安値水準となった。

 日経平均株価は序盤に201円安の8238円まで下げたが、その後は大きな値動きはなくなり、8200円台後半の小動きに終始した。前週末に欧米株式市場が大きく下げた流れが続いた。欧州債務危機に対する懸念拡大や米国、中国経済に対する不安が強く、円高も続いている。アジア市場は香港、韓国などが午後も2%を超える下げ幅で大幅軟調が続き、東京市場に影響している。

 東証株価指数(TOPIX)のこの日の安値は692.18。取引時間中ではリーマン・ショック後の2009年3月につけた698・46を下回り、バブル後最安値を更新した。TOPIXの終値は、前週末比13.42ポイント安の695.51。1983年12月以来、29年ぶりの安値水準となった。出来高は概算で17億2527万株。売買代金は1兆485億円だった。東証1部銘柄の騰落は値下がりが1383で全体の82.5%だった。値上がりは238、変わらず53。年初来安値を更新した東証銘柄は796社に及んだ。

最終更新:6月4日(月)15時41分

4日の東京株式市場は大幅続落した様だ。
日経平均株価の終値は、前週末比144円62銭安の8295円63銭。
終値ベースでも年初来最安値となり、昨年11月下旬以来、半年ぶりの安値水準となった模様。

暗黒の稲妻