中国で中古車市場急拡大、日系企業も事業強化
読売新聞 6月3日(日)17時35分配信


拡大写真
北京市内の中古車取引所。車に乗ったまま、売買交渉が行われることも
 中国の中古車市場が急拡大している。経済発展が進む沿岸部を中心に、買い替え需要が高まっているためだ。

 日本の自動車メーカーも中古車事業を強化し、シェア(市場占有率)確保とブランド価値の維持を目指している。

 ◆急成長

 ホンダの中国合弁会社「東風ホンダ」は5月23日、自社の車を下取りし、徹底的に整備して販売する認定中古車事業に参入した。新ブランド「心誉」のロゴを掲げた販売店で、下取りした車を150か所以上点検し、1年間か年間走行距離2万キロまで無料修理保証をつける。

 東風ホンダの水野泰秀社長は「中古車市場が伸びているこの時期に参入できて良かった」と話す。

 2011年の中国の中古車市場は433万台と、新車市場の4分の1程度だが、前年比12・5%増と急速な伸びを見せている。このため、日本メーカーは、05年のトヨタ自動車を先頭に、相次いで中国の認定中古車事業に乗り出している。日産自動車系の「東風日産乗用車」は昨年、ホンダと同様に中古車サービスの新しいロゴを作った。

 市場拡大の背景には、先行普及した沿岸部で2、3台目を買う客が増えていることがある。東風日産によると、車を前に買ったことがあるという客は、地方都市では1割程度だが、北京市では4割程度に達するという。そうした客が、「経済性を重視して中古車に目を向けるようになった」(広州の日産系販売店の彭一波社長)。

 中国では、車の買い替えサイクルが約4年と日本の半分程度とされている。新車販売が09、10年に急増したことを考えると、中古車市場が「14年前後に成長のピークを迎える」(デロイトトーマツコンサルティングの周磊氏)可能性がある。

最終更新:6月3日(日)17時35分

中国の中古車市場が急拡大している様だ。

暗黒の稲妻