<東京債券市場>新発10年物国債の利回り0.79%に
毎日新聞 6月4日(月)11時22分配信

 4日の東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時前週末比0.015%低下の0.79%をつけた。0.8%を下回るのは、約9年ぶり。欧州債務危機への懸念に加え、米景気回復期待の後退を受け、投資家はリスクを回避する姿勢を強めており、「安全資産」とされる米独の国債や、日本国債が買われている。

 ギリシャの再選挙を前に、投資家はリスクを取りづらい状態が続いている。市場では「すでに買われ過ぎの水準。一段の低下余地は小さい」(大手証券)との見方が出ている。【窪田淳】

最終更新:6月4日(月)12時1分

 4日の東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは、一時前週末比0.02%低下の0.79%となった様だ。

暗黒の稲妻