スパコン「京」のミニ版、理研お試し無償開放へ
読売新聞 6月3日(日)10時16分配信

 理化学研究所は、9月の本格稼働を目指す世界最速のスーパーコンピューター「京」より計算能力は落ちるものの、京と同じプログラムをそのまま使えるスパコンの導入を決めた。

 京の「ミニ版」と言えるもので、来年2月頃、理研和光研究所(埼玉県和光市)に設置する。京と互換性があるのが特徴で、ミニ京で動くことが確認できたプログラムは京でもそのまま使え、京で改良を加えることも可能だ。理研は「プログラムの開発や調整用のお試し版として無償で開放するので、積極的に利用を」と呼びかけていく。

 神戸市の理研計算科学研究機構にある京は、1秒間に1京回(京は1兆の1万倍)の計算能力を誇る。計算用のプログラムは、通常のスパコンで使われるものではうまく動かず、開発や使用には高度な技術を要するため、研究に使いたくても利用をためらう人が多いのではと懸念する声が出ていた。

 ミニ京の計算能力は京の1000分の1程度で、一般的に産業界で使われているレベルの性能。和光市に通わなくても、インターネット回線を通じて、全国どこからでも使えるようにする。

最終更新:6月3日(日)10時16分

何か面白そうだな。
態々和光市迄行かなくてもいいのは助かるね。
というか通えないって・・苦笑。

暗黒の稲妻