白いスズメ!? 民家で保護 南風原・大名
琉球新報 5月30日(水)9時40分配信


前原さん宅で保護されている突然変異で体の色素が抜けたスズメのアルビノ(白化個体)
 【南風原】全身を白い羽毛で覆われた「白スズメ」とみられる鳥が南風原町大名の解体業事務所に迷い込み、隣に住む愛鳥家の前原信隆さん(73)宅で保護されている。沖縄野鳥の会の山城正邦会長によると、突然変異で体の色素が抜けたスズメのアルビノ(白化個体)で、発見されるのは珍しいという。
 「白いスズメ」とみられる鳥が発見されたのは5月11日朝。解体事務所の職員が捕獲し、愛鳥家で知られる隣家の前原さんに託した。許可を得てメジロを飼育するなど鳥に詳しい前原さんが見たところ、右足などにけがを負い、弱っていたため保護したという。
 最初は餌を与えても食べず、前原さんがくちばしを広げ、餌を与えるうちに元気を取り戻し、体長10センチにまで成長した。幼いころから鳥好きの前原さんは「鳴き声はクラーグヮー(スズメ)。メジロの突然変異は見たことがあるが白いスズメは初めてだ。けがが治ったら自然に返す」と語った。野鳥の飼育は認められていないため、前原さんは県自然保護課と調整し放鳥する予定だ。(石川理香)

最終更新:5月30日(水)18時55分

確かに珍しいというか一見すると雀には見えない感じも・・。
そういや最近雀見なくなったなぁ。

暗黒の稲妻