松井、鮮烈デビュー=不安吹き飛ばす一撃-米大リーグ


 約2カ月遅れて登場したメジャー10年目の初戦。レイズの松井が絶好のスタートを切った。この日の午後、本拠地に到着したばかりの松井は「頑張るだけ」。試合前に一言だけ話した意気込みの強さを、プレーで見せた。
 チームは故障者が続出し、貧打にあえいでいる。「彼ほどの選手だ。信頼している」とマドン監督。新戦力への期待の高さはファンも同じだ。ひときわ大きな歓声で迎え入れた。
 期待に応えたのは四回。鮮烈な先制2ランだった。2死一塁から初球を豪快に振ると、右翼手が追うこともなく見上げただけの打球がスタンドに入った。「甘い球だったが、しっかり打てた」。4月に完全試合を達成した右腕ハンバーから放った一撃は、昨年9月9日以来の本塁打となった。
 3Aでは本塁打がなく、打率1割7分と低調で、不安も抱えながらの昇格だった。それでもプロ20年目のベテランは、「監督に聞かれたら、準備はできていると言おうと思っていた」。言葉にうそがないことを結果で証明してみせた。(セントピーターズバーグ時事)

(2012/05/30-12:44)

(記事元:時事.com)
URL:http://jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012053000256

 これから上昇気流に載っていけば・・。
くれぐれも怪我だけには注意を。

暗黒の稲妻