エジプト大統領選、元首相の決選投票進出に抗議デモ
CNN.co.jp 5月29日(火)10時21分配信
カイロ(CNN) エジプト選挙管理委員会は28日、大統領選第1回投票の結果を発表し、イスラム原理主義組織のムスリム同胞団が擁立する自由公正党ムハンマド・モルシ党首と、ムバラク政権最後の首相を務めたアハマド・シャフィク氏が決選投票に進むことが正式に決まった。シャフィク氏の決戦投票進出に対する抗議デモが、同国各地で展開されている。
選管によると、第1回投票ではモルシ氏が570万票、シャフィク氏が550万票を獲得。投票率は46%だった。過半数を獲得した候補がいなかったため、6月16~17日に両氏の間で決選投票を実施することが確定した。
この知らせを受けて、カイロ中心部のタハリール広場には数千人が集まり、「革命はどこへ行った」などと主張。シャフィク氏を失格とするよう裁判所に求めた。一部のグループは同氏の選挙事務所を襲って放火したが、同陣営の報道担当者によると、火はまもなく消し止められた。
同様のデモは、アレクサンドリアなど国内各地で行われた。主催者側は、29日にも裁判所前でデモを実施すると予告した。
シャフィク氏は元空軍将校で、軍部とのつながりも深い。昨年来の変革に疑問を抱き始めた層などに支持されている。
モルシ氏は米国で教育を受けた技術者。民主主義や女性の権利擁護、イスラエルとの関係改善を公約に掲げている。一方で、大統領選に女性が立候補することに反対し、イスラエルの指導者らを「吸血鬼」と呼ぶなど強硬発言でも知られる。決選進出にはムスリム同砲団の組織票が大きく貢献したとみられる。
最終更新:5月29日(火)11時51分
エジプト選挙管理委員会は28日、大統領選第1回投票の結果を発表し、イスラム原理主義組織のムスリム同胞団が擁立する自由公正党ムハンマド・モルシ党首と、ムバラク政権最後の首相を務めたアハマド・シャフィク氏が決選投票に進むことが正式に決まった様だ。
暗黒の稲妻
CNN.co.jp 5月29日(火)10時21分配信
カイロ(CNN) エジプト選挙管理委員会は28日、大統領選第1回投票の結果を発表し、イスラム原理主義組織のムスリム同胞団が擁立する自由公正党ムハンマド・モルシ党首と、ムバラク政権最後の首相を務めたアハマド・シャフィク氏が決選投票に進むことが正式に決まった。シャフィク氏の決戦投票進出に対する抗議デモが、同国各地で展開されている。
選管によると、第1回投票ではモルシ氏が570万票、シャフィク氏が550万票を獲得。投票率は46%だった。過半数を獲得した候補がいなかったため、6月16~17日に両氏の間で決選投票を実施することが確定した。
この知らせを受けて、カイロ中心部のタハリール広場には数千人が集まり、「革命はどこへ行った」などと主張。シャフィク氏を失格とするよう裁判所に求めた。一部のグループは同氏の選挙事務所を襲って放火したが、同陣営の報道担当者によると、火はまもなく消し止められた。
同様のデモは、アレクサンドリアなど国内各地で行われた。主催者側は、29日にも裁判所前でデモを実施すると予告した。
シャフィク氏は元空軍将校で、軍部とのつながりも深い。昨年来の変革に疑問を抱き始めた層などに支持されている。
モルシ氏は米国で教育を受けた技術者。民主主義や女性の権利擁護、イスラエルとの関係改善を公約に掲げている。一方で、大統領選に女性が立候補することに反対し、イスラエルの指導者らを「吸血鬼」と呼ぶなど強硬発言でも知られる。決選進出にはムスリム同砲団の組織票が大きく貢献したとみられる。
最終更新:5月29日(火)11時51分
エジプト選挙管理委員会は28日、大統領選第1回投票の結果を発表し、イスラム原理主義組織のムスリム同胞団が擁立する自由公正党ムハンマド・モルシ党首と、ムバラク政権最後の首相を務めたアハマド・シャフィク氏が決選投票に進むことが正式に決まった様だ。
暗黒の稲妻