スー・チー氏、外交めじろ押し きょう24年ぶり出国 初外遊先はタイ
産経新聞 5月29日(火)7時55分配信
【シンガポール=青木伸行】ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)の党首、アウン・サン・スー・チー氏は29日、およそ24年ぶりに出国し、隣国のタイを訪問する。6月には欧州数カ国を歴訪し、「自由の身」となったスー・チー氏の外交活動が始まる。
スー・チー氏は29日夜にバンコクに入り、30日から開かれる世界経済フォーラム東アジア会議に出席する。タイのインラック首相とも会談する予定。
ミャンマーからの避難民が暮らす国境沿いのキャンプも、訪れる意向だ。NLD幹部によると「スー・チー氏は滞在中、長年困難な状況に置かれている避難民への支援継続も、国際社会に訴える」という。ミャンマーからタイに亡命したジャーナリストらも、訪問を歓迎している。
スー・チー氏の外遊日程はめじろ押しだ。来月14日には、スイス・ジュネーブで開かれる国際労働機関(ILO)の総会で演説し、16日にはノルウェー・オスロで、ノーベル平和賞受賞の講演をする。1991年に受賞した際、スー・チー氏は自宅軟禁下にあり、夫と2人の子供が代わりにスピーチをした。
20日には英国で、母校のオックスフォード大学から名誉博士号を授与され、翌日に議会で演説する。ノルウェーと英国訪問の合間に、アイルランド・ダブリンを訪れ、ロックバンドU2のボーカリストで、スー・チー氏を支援してきたボノ氏が参加しての特別コンサートも検討されている。
最終更新:5月29日(火)9時20分
ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)の党首、アウン・サン・スー・チー氏は29日、およそ24年ぶりに出国し、隣国のタイを訪問するそうだ。
暗黒の稲妻
産経新聞 5月29日(火)7時55分配信
【シンガポール=青木伸行】ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)の党首、アウン・サン・スー・チー氏は29日、およそ24年ぶりに出国し、隣国のタイを訪問する。6月には欧州数カ国を歴訪し、「自由の身」となったスー・チー氏の外交活動が始まる。
スー・チー氏は29日夜にバンコクに入り、30日から開かれる世界経済フォーラム東アジア会議に出席する。タイのインラック首相とも会談する予定。
ミャンマーからの避難民が暮らす国境沿いのキャンプも、訪れる意向だ。NLD幹部によると「スー・チー氏は滞在中、長年困難な状況に置かれている避難民への支援継続も、国際社会に訴える」という。ミャンマーからタイに亡命したジャーナリストらも、訪問を歓迎している。
スー・チー氏の外遊日程はめじろ押しだ。来月14日には、スイス・ジュネーブで開かれる国際労働機関(ILO)の総会で演説し、16日にはノルウェー・オスロで、ノーベル平和賞受賞の講演をする。1991年に受賞した際、スー・チー氏は自宅軟禁下にあり、夫と2人の子供が代わりにスピーチをした。
20日には英国で、母校のオックスフォード大学から名誉博士号を授与され、翌日に議会で演説する。ノルウェーと英国訪問の合間に、アイルランド・ダブリンを訪れ、ロックバンドU2のボーカリストで、スー・チー氏を支援してきたボノ氏が参加しての特別コンサートも検討されている。
最終更新:5月29日(火)9時20分
ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)の党首、アウン・サン・スー・チー氏は29日、およそ24年ぶりに出国し、隣国のタイを訪問するそうだ。
暗黒の稲妻