<中国>ラサでチベット族青年僧侶2人が焼身自殺図る
毎日新聞 5月28日(月)11時49分配信
【北京・工藤哲】米政府系の自由アジア放送(RFA)は、中国チベット自治区の区都ラサの旧市街地にあるチベット仏教の有力寺院、ジョカン寺(大昭寺)の前で27日午後、3人のチベット族の青年僧侶が地元当局に抗議活動を行い、うち2人が焼身自殺を図り死亡した可能性が高いと伝えた。チベット族の焼身自殺は、これまで四川省や青海省、甘粛省で伝えられていたが、チベット自治区の中心都市のラサでは異例で、地元当局が厳しい警備体制を敷いている。
RFAなどによると、焼身自殺の後、警察官が駆けつけ、抗議に加わった多数のチベット族を拘束した。現場は出入りが禁じられ、周辺では携帯電話が一時通じにくくなった。地元当局は自治区幹部に宗教活動の参加を禁止する通達を出した。
中国版ツイッター「微博」には「各ホテルの入り口を武装警察が守衛し、外出自粛を求めている」「ネットに接続できない」などと書き込まれた。
チベット自治区の幹部は3月、北京で開かれた会合でラサの情勢について「平穏で安全だ」などと説明し、緊張状態にはないとの認識を示していた。ラサでは08年3月、チベット独立を求める僧侶や市民による大規模なデモ隊と、警官隊が衝突し、多数の死者が出てた。
最終更新:5月28日(月)12時48分
まずは独立行政地域として、世界がメディアがもっと情報を発信するべきなのでは。
暗黒の稲妻
毎日新聞 5月28日(月)11時49分配信
【北京・工藤哲】米政府系の自由アジア放送(RFA)は、中国チベット自治区の区都ラサの旧市街地にあるチベット仏教の有力寺院、ジョカン寺(大昭寺)の前で27日午後、3人のチベット族の青年僧侶が地元当局に抗議活動を行い、うち2人が焼身自殺を図り死亡した可能性が高いと伝えた。チベット族の焼身自殺は、これまで四川省や青海省、甘粛省で伝えられていたが、チベット自治区の中心都市のラサでは異例で、地元当局が厳しい警備体制を敷いている。
RFAなどによると、焼身自殺の後、警察官が駆けつけ、抗議に加わった多数のチベット族を拘束した。現場は出入りが禁じられ、周辺では携帯電話が一時通じにくくなった。地元当局は自治区幹部に宗教活動の参加を禁止する通達を出した。
中国版ツイッター「微博」には「各ホテルの入り口を武装警察が守衛し、外出自粛を求めている」「ネットに接続できない」などと書き込まれた。
チベット自治区の幹部は3月、北京で開かれた会合でラサの情勢について「平穏で安全だ」などと説明し、緊張状態にはないとの認識を示していた。ラサでは08年3月、チベット独立を求める僧侶や市民による大規模なデモ隊と、警官隊が衝突し、多数の死者が出てた。
最終更新:5月28日(月)12時48分
まずは独立行政地域として、世界がメディアがもっと情報を発信するべきなのでは。
暗黒の稲妻