米原子力潜水艦で火災、負傷者 原子炉に影響なしと海軍
CNN.co.jp 5月27日(日)15時21分配信

(CNN) 米東部メーン州キタリーにあるポーツマス海軍造船所は27日までに、整備中だった原子力潜水艦で火災が発生、数時間燃えた後、鎮火したと発表した。

火災は米東部時間の23日夕に潜水艦マイアミの前方部分で発生、24日未明に消し止められた。火災で7人が負傷し、現場や地元の医療施設で手当てを受けた。負傷したのは造船所所属の消防隊員3人、潜水艦の乗員2人に消火作業を手伝った地元の消防署員2人。

同造船所は声明で、マイアミは出火時、原子炉を稼働しておらず火災による原子炉への影響はないと述べた。原子炉がある区画は出火場所から離れているが、火災の初期段階でこの区画を物理的に隔離する措置を講じたとも述べた。

マイアミは巡航ミサイルのトマホークや魚雷の搭載が可能だが、出火時には積んでいなかった。

造船所の司令官によると、火災で艦内の乗員居住区や司令室が影響を受けた。詳しい出火原因を調べている。火災発生はメーン州や地元当局、連邦政府に報告された。

マイアミは今年3月初旬から造船所で整備や修理を受けており、出火時にはドックに入っていた。

ポーツマス海軍造船所は1800年6月12日に開設されたもので、海軍が運営し継続使用する造船所としては最古の施設となっている。

最終更新:5月27日(日)18時51分

米東部メーン州キタリーにあるポーツマス海軍造船所は27日迄に、整備中だった原子力潜水艦で火災が発生、数時間燃えた後、鎮火したと発表したそうだ。

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