威力業務妨害:「強歩」参加生徒に消火器噴射し逃走 けが人は無し /栃木
毎日新聞 5月27日(日)12時55分配信

 26日午前0時半ごろ、那須塩原市埼玉の県道で、伝統行事の「85キロ強歩」に参加していた県立大田原高(寺内孝夫校長)の生徒約20人に、何者かがすれ違いざまに消火器を噴射し、バイクで西方向へ逃走した。生徒にけがはなかった。那須塩原署は悪質ないたずらとみて、威力業務妨害容疑で捜査している。
 大田原高によると、直後に引率教諭が那須塩原署に通報。駆けつけた同署員が現場近くで、事件に使ったとみられる消火器2本が放置されているのを見つけた。同署によると、バイクは4台、2人で乗っていたものもあったという。
 生徒にけががないことから、同行していた寺内校長は行事の続行を判断した。2日間にわたって昼夜歩き、心身を鍛えることが目的の85キロ強歩は25日にスタート。全校生徒718人のうち669人が参加していた。
 同高は「行事を妨害されたことは今までにないと認識している」と話している。【岩壁峻】

5月27日朝刊

最終更新:5月27日(日)16時12分

酷いことする奴がいるもんだね。
怪我が無かったのが幸いだが。

暗黒の稲妻