「卑弥呼の鏡」コンパスで製作?形状33面一致
読売新聞 5月27日(日)18時18分配信
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三角縁神獣鏡の製作に使われたとみられる「挽型」の想像図
邪馬台国の卑弥呼が中国・魏から受けたとの説もある三角縁神獣鏡の製作に、「挽型(ひきがた)」と呼ばれる木型が使われていたとみられることが、奈良県立橿原考古学研究所の調査でわかった。
円形の鋳型を作る際、コンパスのように回転させて使う道具で、謎の多い鏡の製作過程を知る手がかりになると期待される。27日に東京・立正大で開かれる日本考古学協会総会で発表される。
挽型は、鋳型の断面を刻んだ板で、軸を中心に回転させて粘土などを削り、立体的な鋳型にする。同研究所が、それぞれ同じ文様を持つ9組の鏡計36面について、精密なデータを比較。このうち、7組の33面で、挽型の軸を立てた際にできたくぼみとみられる跡や、同心円の凹凸の形状が完全に一致した。
最終更新:5月27日(日)18時18分
邪馬台国の卑弥呼が中国・魏から受けたとの説もある三角縁神獣鏡の製作に、「挽型」と呼ばれる木型が使われていたと見られる事が、奈良県立橿原考古学研究所の調査で判った様だ。
暗黒の稲妻
読売新聞 5月27日(日)18時18分配信

三角縁神獣鏡の製作に使われたとみられる「挽型」の想像図
邪馬台国の卑弥呼が中国・魏から受けたとの説もある三角縁神獣鏡の製作に、「挽型(ひきがた)」と呼ばれる木型が使われていたとみられることが、奈良県立橿原考古学研究所の調査でわかった。
円形の鋳型を作る際、コンパスのように回転させて使う道具で、謎の多い鏡の製作過程を知る手がかりになると期待される。27日に東京・立正大で開かれる日本考古学協会総会で発表される。
挽型は、鋳型の断面を刻んだ板で、軸を中心に回転させて粘土などを削り、立体的な鋳型にする。同研究所が、それぞれ同じ文様を持つ9組の鏡計36面について、精密なデータを比較。このうち、7組の33面で、挽型の軸を立てた際にできたくぼみとみられる跡や、同心円の凹凸の形状が完全に一致した。
最終更新:5月27日(日)18時18分
邪馬台国の卑弥呼が中国・魏から受けたとの説もある三角縁神獣鏡の製作に、「挽型」と呼ばれる木型が使われていたと見られる事が、奈良県立橿原考古学研究所の調査で判った様だ。
暗黒の稲妻