<私大生>数億円集め失跡…被害者、詐欺容疑で告訴へ
毎日新聞 5月26日(土)22時29分配信

 慶応大学に在籍しているとみられる20代の男子学生が投資会社を設立し、投資家から資金を集めたまま出国し、連絡が取れなくなっていることが関係者への取材で分かった。被害者の一人は取材に「学生は少なくとも数億円を集めていた」と話している。一部の投資家は学生に資金の返還を求めて東京地裁に提訴したほか、警視庁に被害を相談しており、近く詐欺容疑で刑事告訴する方針。

 投資家の代理人弁護士らによると、学生は10年4月、東京都中央区に合資会社を設立。当初は友人の資金で株取引をしていたが、昨年に入ったころから「株価の動きを監視し、損失を最小限に食い止める全自動売買システムを開発した」などとうたい、投資家から資金を集めるようになった。学生は「1日平均0.5%(年182.5%)の利益を出している」と説明していたという。投資家の代理人弁護士は「運用自体が架空だった可能性が高い」と指摘する。

 学生は投資家への返還期限が迫った今年2月、シンガポールへ出国。その後、連絡が取れない状態が続いている。学生は投資家へのパンフレットで慶応大学に在学中であることを記載。知人の慶大生によると、学生は昨年3月ごろから突然、羽振りが良くなり、高級車を乗り回し、友人を運転手や秘書として雇用。高級シャンパンを何本も振る舞うなど、派手な生活を続けていたという。慶大は男子学生が在籍しているか明らかにしていない。【前谷宏、浅野翔太郎】

最終更新:5月27日(日)9時28分

所謂典型的な投資詐欺という奴だね。
持ち逃げした金は海外のオフショア口座で運用、自分はその金で豪遊して日本には戻らないってパターンだろう。
日本はこの手の犯罪の懲役刑が軽過ぎる。
50年位刑務所から出られない様にすれば犯罪も減るんじゃないかと思う。
そもそも若い頃からこんな手法で人を騙してるような奴はろくな社会人になんだろうな。

暗黒の稲妻