地震による深層崩壊、空から電磁波で探る新手法
読売新聞 5月24日(木)18時12分配信

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読売新聞
地震で深層崩壊が起きる危険性の高い地点を、上空から電磁波を当てて発見する手法を、香川大の研究チームが開発した。
従来は地盤を深くまで掘削しないとわからなかったが、新手法は広い範囲を高い精度で効率よく探査できる。自治体による対策の強化が期待される。
深層崩壊の現場は、斜面の岩盤が多数の深い割れ目で細い板状に破砕されており、もろい岩盤が地震でドミノ倒しのように崩れたことがわかっている。
香川大の長谷川修一教授(地質工学)らは、こうした場所は割れ目が空気を多く含むので電気を通しにくいことに着目。深部まで届く電磁波を上空から放射して探査し、電気の通し方から崩壊の危険度を割り出す技術を開発した。高知県室戸市の山地で実際に探査し、危険地域を抽出。その場所を現地調査すると、もろい岩盤が確認できた。
最終更新:5月24日(木)18時12分
地震で深層崩壊が起きる危険性の高い地点を、上空から電磁波を当てて発見する手法を、香川大の研究チームが開発したそうだ。
暗黒の稲妻
読売新聞 5月24日(木)18時12分配信

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地震で深層崩壊が起きる危険性の高い地点を、上空から電磁波を当てて発見する手法を、香川大の研究チームが開発した。
従来は地盤を深くまで掘削しないとわからなかったが、新手法は広い範囲を高い精度で効率よく探査できる。自治体による対策の強化が期待される。
深層崩壊の現場は、斜面の岩盤が多数の深い割れ目で細い板状に破砕されており、もろい岩盤が地震でドミノ倒しのように崩れたことがわかっている。
香川大の長谷川修一教授(地質工学)らは、こうした場所は割れ目が空気を多く含むので電気を通しにくいことに着目。深部まで届く電磁波を上空から放射して探査し、電気の通し方から崩壊の危険度を割り出す技術を開発した。高知県室戸市の山地で実際に探査し、危険地域を抽出。その場所を現地調査すると、もろい岩盤が確認できた。
最終更新:5月24日(木)18時12分
地震で深層崩壊が起きる危険性の高い地点を、上空から電磁波を当てて発見する手法を、香川大の研究チームが開発したそうだ。
暗黒の稲妻