里見香奈が初奪取、最年少女流4冠に 将棋
産経新聞 5月23日(水)19時7分配信


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里見香奈さん(写真:産経新聞)
 将棋の第23期女流王位戦五番勝負の第3局(新聞三社連合主催)は23日、福岡県飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸で行われ、後手の里見香奈女流3冠(20)=女流名人、女流王将、倉敷藤花=が、120手で甲斐智美女流王位(28)に勝ち、3連勝で初めて女流王位を奪取して史上2人目の4冠となった。20歳2カ月での達成は、平成8年に清水市代女流六段(43)が全冠制覇(当時は4タイトル)した27歳5カ月の記録を大幅に上回った。

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 女流タイトルは現在、マイナビ女子オープンと女流王座が加わって計6冠。これまで女流5冠はいない。里見女流4冠はプロ棋士を養成する奨励会に在籍し、今年1月に現規定では女性初の初段に昇段した。

 里見女流4冠は「4冠と言われてもうれしいという実感はありませんが、これからも一生懸命、頑張っていきたい」と語った。

最終更新:5月23日(水)19時47分

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