世界の企業ブランド価値ランキング、米アップルが首位維持
ロイター 5月22日(火)13時2分配信


拡大写真
5月22日、マーケティング会社ミルウォード・ブラウンが発表した昨年の世界の企業ブランド価値調査で、米アップルが首位を維持した。ムンバイで4月撮影(2012年 ロイター/Vivek Prakash)
[22日 ロイター] マーケティング会社ミルウォード・ブラウンが22日発表した昨年の世界の企業ブランド価値調査で、米アップル<AAPL.O>が首位を維持した。テクノロジー関連企業7社が上位10位入りしている。

調査によると、首位アップルのブランド価値は昨年から19%増加して1830億ドルと評価された。これは株式市場における同社の時価総額の37%に相当する。

先週ナスダック市場に上場したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手フェイスブック<FB.O>は74%増の332億ドルで19位につけ、上位100位中で最もランクを上げた。

米マクドナルド<MCD.N>と米飲料大手コカ・コーラ<KO.N>はそれぞれ4位、6位で、順位を守った。世界で禁煙の動きが広がる中、マルボロ<MO.N>は7位と順位を上げている。

米IBM<IBM.N>はインターネット検索大手グーグル<GOOG.O>を抜いて2位となり、米マイクロソフト<MSFT.O>は5位の座を維持した。

通信関連分野では米通信大手のAT&T<T.N>と米ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>がそれぞれ8位、9位となり、中国移動<0941.HK>が10位でこれに続く。

調査を行ったミルウォード・ブラウン・オプティモアのマネージング・ダイレクター、ニック・コッパー氏は、「自動車や航空分野の企業が首位に躍り出た時、すべて画期的だったが、現在はテクノロジー企業の時が来ている」と述べた。米アップルについては、昨年に創業者のスティーブ・ジョブズ氏の死去にもかかわらず、ブランド価値が高まったことは驚くべきとした。

最終更新:5月22日(火)16時9分

アップルの一人勝ちだね・・・。

暗黒の稲妻