ダル4回5失点最短KOで2敗目、イチローに連続適時打浴びる
サンケイスポーツ 5月22日(火)12時41分配信

 マリナーズ6-1レンジャーズ(21日、シアトル)レンジャーズのダルビッシュ有投手が、メジャー両リーグ単独トップの7勝目、日米通算100勝目を懸け登板したが、4回4安打、6四球で5失点(自責4)。96球で5三振を奪うも、メジャー最短でKOされ、2敗目を喫した。防御率は3・05。イチローとは3度対戦し、先制の適時三塁打、中前適時打、三ゴロに終わった。

 マリナーズと、メジャーデビュー戦となった4月9日以来の再戦となったが、いきなりイチローに出鼻をくじかれた。

 一回、ダルビッシュは2番のソーンダースを四球で歩かせ、イチローに甘く入った直球を弾き返され、一塁線を破る強烈な打球。これが一塁側のフェンス下に挟まり、ソーンダースは生還。三塁打となりイチローに打点がついた。

 二回は三者凡退。カープから154キロ直球で、この日4つめの三振を奪ったものの、三回に再びつかまってしまう。

 一死一、二塁でイチローにど真ん中の直球を中前に弾き返され、2点目を献上した。中堅から三塁への送球が高くそれて一走も生還した。イチローに三塁まで進まれ、モンテーロの犠飛で4点目のホームを踏まれた。

 四回はまさかの3連続四球で満塁とし、1番・アクリーの右前打で5点目。一死後にイチローを三ゴロに打ち取るなど、1点でしのいだが、メジャー最短となるこの回で降板した。

 六回はメジャーに今季初昇格したばかりの建山が、3番手でマウンドに上がり三者凡退。七回は一死からイチローと対戦し、カウント1-2からファウルで5球粘られるも、9球目の内角の136キロで空振り三振に斬って取った。

 しかしシーガーに四球を与え、続くモンテーロに左翼線への二塁打を打たれ、6点目を与えた。今季初登板は2回1失点だった。

最終更新:5月22日(火)14時14分

日本にいる時の様には行かないのか・・。

暗黒の稲妻