FBIと米司法省、巨額損失のJPモルガンを捜査
産経新聞 5月16日(水)9時50分配信

 【ワシントン=柿内公輔】米連邦捜査局(FBI)は、金融派生商品(デリバティブ)の取引で巨額損失を出した米金融大手JPモルガン・チェースに対する捜査を開始した。ロイター通信が15日、FBI関係筋の話として報じた。

 報道によると、同社が出した20億ドル(1600億円)の損失をめぐり、FBIニューヨーク事務所が捜査しているが、捜査は「予備的な段階」という。

 また、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は同日、関係筋の話として米司法省も捜査を始めたと伝えた。やはり捜査は初期段階で、どのような違法行為を調べているかは明らかでないとしている。

 一方、JPモルガンは15日に年次株主総会を開き、ダイモン最高経営責任者(CEO)が「起こしてはならない出来事だった」と、改めて謝罪した。ダイモン氏は「あらゆる是正措置をとる」としたが、取引先や顧客に対しては「影響はない」と強調。CEOと会長職の分離を求める株主提案も否決された。

最終更新:5月16日(水)13時23分

情報収集能力も経験も知識もある機関がやっても、こういう事があるんだから、一般人がやっても、そうそうは上手くいかないんだろうね。

暗黒の稲妻