日産好調、連結営業利益で初めてトヨタ抜く 震災ダメージ乗り越え
産経新聞 5月11日(金)15時39分配信

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日産自動車のカルロス・ゴーン社長=横浜市(大西正純撮影)(写真:産経新聞)
日産自動車が11日発表した2012年3月期の連結決算は、世界的な販売好調で営業利益が前期比1・6%増の5458億円と3期連続の増益となった。先に発表を終えたトヨタ自動車の連結営業利益3556億円を大きく上回った。日産が連結決算の開示を始めた1999年度以降、初めて営業利益でトヨタを上回った。
【写真】トヨタのスポーツカーは何がダメ?「86」復活の裏で開発者ら危機感
足元でも販売は好調を維持しており、2013年3月期業績は連結売上高で07年度以来、5期ぶりの10兆円超えを目指す。
連結売上高は同7・2%増の9兆4090億円だった。海外は、中国や北米など全地域で二桁増になるとともに、東日本大震災の影響で4~12月期まで前年実績を下回っていた国内販売も挽回し、同9・2%増と前年を上回った。これにより世界販売台数が484万5千台と2期連続で過去最高を更新したことで、3期連続の増収となった。
営業利益は円高に加えて原材料高やエネルギー価格の高騰など2850億円超の減益要因となったが、販売増と購買コストの削減などで吸収し、増益を確保した。これにより最終利益も同7・0%増の3414億円で3期連続の増益となった。
13年3月期の業績予想は、国内外での販売増を見込み、世界販売台数は535万台と過去最高を更新。販売増に伴い連結売上高は、同9・5%増の10兆3000億円に伸びる見通し。営業利益は同28・2%増の7000億円、最終利益も同17・2%増の4000億円と大幅な増収増益を見込む。
最終更新:5月11日(金)21時33分
日産自動車が11日発表した2012年3月期の連結決算は、世界的な販売好調で営業利益が前期比1.6%増の5458億円と3期連続の増益となった様だ。
暗黒の稲妻
産経新聞 5月11日(金)15時39分配信

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日産自動車のカルロス・ゴーン社長=横浜市(大西正純撮影)(写真:産経新聞)
日産自動車が11日発表した2012年3月期の連結決算は、世界的な販売好調で営業利益が前期比1・6%増の5458億円と3期連続の増益となった。先に発表を終えたトヨタ自動車の連結営業利益3556億円を大きく上回った。日産が連結決算の開示を始めた1999年度以降、初めて営業利益でトヨタを上回った。
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足元でも販売は好調を維持しており、2013年3月期業績は連結売上高で07年度以来、5期ぶりの10兆円超えを目指す。
連結売上高は同7・2%増の9兆4090億円だった。海外は、中国や北米など全地域で二桁増になるとともに、東日本大震災の影響で4~12月期まで前年実績を下回っていた国内販売も挽回し、同9・2%増と前年を上回った。これにより世界販売台数が484万5千台と2期連続で過去最高を更新したことで、3期連続の増収となった。
営業利益は円高に加えて原材料高やエネルギー価格の高騰など2850億円超の減益要因となったが、販売増と購買コストの削減などで吸収し、増益を確保した。これにより最終利益も同7・0%増の3414億円で3期連続の増益となった。
13年3月期の業績予想は、国内外での販売増を見込み、世界販売台数は535万台と過去最高を更新。販売増に伴い連結売上高は、同9・5%増の10兆3000億円に伸びる見通し。営業利益は同28・2%増の7000億円、最終利益も同17・2%増の4000億円と大幅な増収増益を見込む。
最終更新:5月11日(金)21時33分
日産自動車が11日発表した2012年3月期の連結決算は、世界的な販売好調で営業利益が前期比1.6%増の5458億円と3期連続の増益となった様だ。
暗黒の稲妻