大手銀行、法人税納付へ=三井住友銀行やりそな
時事通信 5月11日(金)20時28分配信

 三井住友銀行とりそなホールディングス、みずほフィナンシャルグループの傘下銀行が、2013年3月期までに法人税の納付を再開する見通しとなった。いずれも業績の回復により、バブル崩壊後の不良債権処理で生じていた繰越欠損金が解消する見込みとなったため。1990年代から法人税の納付を長年免除されてきた大手銀行の経営はようやく正常化する。
 三井住友銀が法人税を納付するのは、前身のさくら銀行と住友銀行が1998年3月期に納付して以来15年ぶり。りそなホールディングスは前身のあさひ銀行と大和銀行が95年3月期に納付して以来18年ぶりとなる。
 法人税は税務上のルールにより、繰越欠損金と毎年の課税所得を相殺した上で、赤字であれば支払う必要がない。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友トラスト・ホールディングスを加えた5大銀行グループの12年3月期連結純利益の合計は2兆3000億円規模に達する見通しで、各銀行とも欠損金の解消が進んだ。
 大手銀ではすでに、三井住友信託の前身の住友信託、三菱東京UFJと三菱UFJ信託が11年3月期に法人税納付を再開している。 

最終更新:5月12日(土)15時20分

今迄払ってコなかった事にも驚きだけどね。
そんだけ銀行は優遇されてるのかね。
大手銀行や大企業は税金を免れて、国民には消費税増税して、格差社会が深刻化していくのだろう。

暗黒の稲妻