家畜馬祖先、16万年前急増=北米からアジア東部へ移動―国際チーム
時事通信 5月9日(水)9時26分配信

 家畜の馬の祖先種は約16万年前にアジア東部で急増し、約5500年前までにカザフスタンやロシア南西部、ウクライナ付近で家畜化された可能性が高いことが分かった。英ケンブリッジ大などの国際研究チームがユーラシア大陸各地の約300頭の馬から採取された細胞核DNAを解析した成果で、9日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
 これまでの研究によると、祖先種はもともと北米大陸で出現し、昔は陸続きだったベーリング海峡を経由して20万年前までにアジアに移動したとされていた。カザフスタン北部の遺跡で見つかった約5500年前の馬の歯にはくつわをかませた跡があったり、陶器に馬乳のかすが付着したりしており、今回の解析結果と一致するという。 

最終更新:5月9日(水)10時35分

ここ迄判るものなんだねぇ。
ロマンを感じるね。

暗黒の稲妻