今夏も節電要請か…政府が電力需給見通し提示
読売新聞 5月7日(月)21時0分配信

 政府は7日、今夏の電力需給見通しについて有識者会議「需給検証委員会」を開き、従来の試算よりわずかに需給が改善した新たな試算を事務局案として提示した。

 焦点の関西電力管内は、供給力不足を4月23日時点の16・3%から14・9%に改めた。9電力合計では0・4%の不足から0・1%の余力に転じた。

 それでも安定供給に必要とされる3%の余力には届かず、今夏も全国的な節電要請が避けられないとみられる。

 新たな試算では、大口需要家の企業に電気の使用を控えるよう要請できる「随時調整契約」の発動を前提に、全国で計70万キロ・ワット、うち関電管内で28万キロ・ワットの需要抑制効果を盛り込んだ。北海道電力と九州電力は供給不足がやや縮小し、東北電力は供給余力が増えた。

最終更新:5月7日(月)21時0分

政府は7日、今夏の電力需給見通しについて有識者会議「需給検証委員会」を開き、従来の試算より僅かに需給が改善した新たな試算を事務局案として提示した様だ。

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