大型連休明けの国会、問責2閣僚の進退が焦点に
読売新聞 5月7日(月)9時19分配信
参院で問責決議を受けた前田国土交通相、田中防衛相の進退問題が、大型連休明けの国会対応で焦点になっている。
自民、公明両党は問責2閣僚の交代要求を強めているのに対し、野田首相と民主党の輿石幹事長は交代を否定し続けている。だが、政府・民主党内では消費税率引き上げ関連法案の審議への影響を懸念する声が出ており、首相は難しい判断を迫られそうだ。
自民党の谷垣総裁は1日、首相が米国訪問中に2閣僚を続投させる考えを重ねて示したことに対し、記者団に「一国の総責任者として、首相がそういう判断をまじめにするとは思わない」と批判した。
自民党は問責決議に伴う全面審議拒否方針を撤回し、消費増税法案の審議に応じることにしたものの、16日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会の初日には新たな国交相、防衛相の就任を前提にした全閣僚の出席を求め、2閣僚を交代させるよう政府・民主党に圧力をかけている。
自民党は、2閣僚の交代がなければ原子力規制庁の設置を柱とした原子力規制関連法案などの審議にも応じない構えで、首相が呼び掛けている消費増税法案の修正協議も受けられないとしている。公明党幹部も「首相が2閣僚を代えないなら、首相問責を考えざるを得なくなる」と話す。民主党内にも「審議の遅れにつながる」として「交代やむなし」とする意見が出ている。
最終更新:5月7日(月)9時19分
参院で問責決議を受けた前田国土交通相、田中防衛相の進退問題が、大型連休明けの国会対応で焦点になっている様だ。
暗黒の稲妻
読売新聞 5月7日(月)9時19分配信
参院で問責決議を受けた前田国土交通相、田中防衛相の進退問題が、大型連休明けの国会対応で焦点になっている。
自民、公明両党は問責2閣僚の交代要求を強めているのに対し、野田首相と民主党の輿石幹事長は交代を否定し続けている。だが、政府・民主党内では消費税率引き上げ関連法案の審議への影響を懸念する声が出ており、首相は難しい判断を迫られそうだ。
自民党の谷垣総裁は1日、首相が米国訪問中に2閣僚を続投させる考えを重ねて示したことに対し、記者団に「一国の総責任者として、首相がそういう判断をまじめにするとは思わない」と批判した。
自民党は問責決議に伴う全面審議拒否方針を撤回し、消費増税法案の審議に応じることにしたものの、16日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会の初日には新たな国交相、防衛相の就任を前提にした全閣僚の出席を求め、2閣僚を交代させるよう政府・民主党に圧力をかけている。
自民党は、2閣僚の交代がなければ原子力規制庁の設置を柱とした原子力規制関連法案などの審議にも応じない構えで、首相が呼び掛けている消費増税法案の修正協議も受けられないとしている。公明党幹部も「首相が2閣僚を代えないなら、首相問責を考えざるを得なくなる」と話す。民主党内にも「審議の遅れにつながる」として「交代やむなし」とする意見が出ている。
最終更新:5月7日(月)9時19分
参院で問責決議を受けた前田国土交通相、田中防衛相の進退問題が、大型連休明けの国会対応で焦点になっている様だ。
暗黒の稲妻