ダーレオーエンさん急死、悲しみに包まれる母国
読売新聞 5月2日(水)10時50分配信

 【ロンドン=佐藤昌宏】ノルウェーの競泳選手アレクサンデル・ダーレオーエンさん(26)が4月30日に米アリゾナ州フラッグスタッフの合宿先で急死したことに、ノルウェーは深い悲しみに包まれている。

 同選手は昨年7月、首都オスロなどで77人が死亡した連続テロ事件の3日後の世界選手権で優勝し、国民から英雄視されていた。

 ダーレオーエン選手は選手権で優勝した後、「今こそ、国が一つになる時だ。早く普通の生活に戻ろう」と団結を呼びかけ、優勝をテロ犠牲者にささげた。

 ノルウェーのストルテンベルグ首相は、同国の民放テレビに、「家族だけでなく、国民すべてにとって大きな喪失だ」とダーレオーエン選手の死を悼んだ。

 ノルウェー南西部出身のダーレオーエン選手は、2008年北京五輪の競泳男子100メートル平泳ぎで銀メダルを獲得。競泳でメダルを取った同国初の選手となった。7月27日開幕のロンドン五輪では、北島康介選手の最大のライバルとみられていた。

最終更新:5月2日(水)10時50分

世界トップクラスというのは、下手したら命にかかわる所迄肉体を追い込まなきゃならないって事なのだろうか。
何か余りにも悲し過ぎる。
ご冥福をお祈りいたします。

暗黒の稲妻