原巨人“左対策”9連戦は日替わりオーダー
デイリースポーツ 4月28日(土)7時24分配信


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厳しい表情で帰京する巨人・原監督=鹿児島空港
 巨人・原辰徳監督(53)が27日、帰京前に鹿児島空港で取材に応じ、28日の阪神戦(東京ドーム)からの9連戦を“日替わりオーダー”で臨む考えを示した。まずは能見ら左投手対策で、右打者を多く起用するなどして虎退治に挑む。

 前夜のDeNA戦で今季、両リーグ最多の15得点と爆発したが、打線は固定しない。「しばらくは流動的にやっていく」。開幕直後から貧打で低迷。上位をうかがうために妥協はせず、“ベスト布陣”を模索する。

 特に今回の9連戦は阪神の能見、岩田などサウスポーとの対決が多くなる。今季の対左投手は小笠原が打率・091、ボウカーが同・045、高橋由が同・192。チーム打率は対左右とも・243だが、主力の左打者が左腕に苦しんでいる。「左投手(との対戦)で打率が下がる。受け止めないといけない」。左腕が相手なら主力でもスタメンから外す構えだ。

 幸いにも、20日のヤクルト戦で右足を痛めた後、3試合連続で欠場中だった谷の故障は回復。今後、スタメン復帰する見通しだ。谷を2番や6番で起用することで左投手対策の打線にバリエーションが増える。右投手が相手なら左打者をズラリと並べる。

 原監督は、打線について報道陣に「毎試合、想像してください」とニヤリ。まずは左投手用オーダーで初戦の難敵・能見を粉砕し、弾みをつけたいところ。勝負どころの9連戦で、打線の真価が問われる。

最終更新:4月28日(土)8時29分

腹監督も必死だね。
日替わりオーダー作戦が成功するだろうか。

暗黒の稲妻