3月の失業率は前月と同じ4.5% 有効求人倍率は改善
産経新聞 4月27日(金)8時47分配信

 総務省が27日発表した3月の完全失業率(季節調整値)は、前月と同じ4.5%だった。一方、厚生労働省が27日発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の0.76倍と、10カ月連続の改善となった。

 総務省の調査によると、完全失業者数は307万人で前年同月比で15万人減少した。これで減少は22カ月連続。就業者数は6215万人で、こちらも前年同月比で23万人減少し、4カ月連続の減少となった。

 雇用者数は5449万人で、前年同月比では17万人が減少した。産業別就業者の前年同月比は、卸売業、小売業、宿泊業、飲食サービス業などが減少。医療・福祉などが増加した。就業率は56.0%。前年同月に比べ0.1ポイントの低下。

 また2011年度平均の完全失業率は、東日本大震災の影響を受けた岩手、宮城、福島の3県を除くと4.5%となり、3県を除く前年度の5.0%と比べると、0.5ポイント改善した。また昨年度の有効求人倍率は0.12ポイント上昇して0.68倍と2年連続で改善している。

最終更新:4月27日(金)12時51分

総務省が27日発表した3月の完全失業率(季節調整値)は、前月と同じ4.5%だった様だ。

暗黒の稲妻