52市町村で液状化=震度ごとの予測図作成―千葉県
時事通信 4月25日(水)10時8分配信

 千葉県は25日、東日本大震災を踏まえた液状化予測図を作成し、県の専門委員会に提出した。マグニチュード(M)9クラスの巨大地震が同県を襲い、震度6強の揺れが2~3分続いた場合、県内54市町村のうち、東京湾、九十九里海岸の各沿岸部、利根川沿いを中心に52市町村で液状化が起きると想定した。震度ごとに液状化の発生程度を予測したのは全国初の試みという。
 予測図は、M9クラスの巨大地震とM7クラスの地震で揺れが10~20秒続く直下型地震をモデルに設定。液状化対策を実施しない場合の震度5弱から6強までの4レベルについて、県内を液状化が「しやすい」「ややしやすい」「しにくい」「極めてしにくい」の四つに分類した。
 M9クラスは、震度5弱で浦安市と香取市の一部で「しやすい」が出現。震度5強になると浦安市のほぼ全域に拡大し、他の市町村でも「しやすい」「ややしやすい」が見られる。液状化が発生しないのは、八街市と大多喜町のみ。M7クラスは、震度6弱から浦安市や千葉市など東京湾岸の埋め立て地で「しやすい」が現れる。 

最終更新:4月25日(水)15時2分

災害や事故は過信せずに思っている以上に悪い方へ考えても悪くないと思う。
災害時の訓練は震災以降意識の高まりもあるのでこういった情報は危機意識を常に保つ為にも大事だろう。

暗黒の稲妻