エジプト大統領選で前首相も失格、前政権高官の出馬認めず
ロイター 4月25日(水)9時46分配信


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4月24日、来月行われるエジプト大統領選挙で立候補を表明していたアハマド・シャフィク前首相が、ムバラク前政権の高官だったことを理由に失格となった。昨年3月撮影(2012年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)
[カイロ 24日 ロイター] 来月行われるエジプト大統領選挙で立候補を表明していたアハマド・シャフィク前首相が24日、ムバラク前政権の高官だったことを理由に失格となった。

イスラム政党が主導するエジプト人民議会は、ムバラク前政権の高官が政治的権利を行使することを禁じる法案を作成。軍政当局がこれを承認したことから、選挙管理委員会がシャフィク前首相を失格とした。

ただ、有力候補の1人である元外相のアムル・ムーサ前アラブ連盟事務局長は例外で、同法案は省庁レベルの高官には適応されないとしている。

シャフィク元首相の失格で、イスラム系の大統領を望まない国民にとっては投票の選択肢の幅が狭まったことになる。世論調査によれば、ムーサ氏が優勢で、イスラム系候補者との決選投票にもつれ込むと見られている。

今回の大統領選では、選管がすでに立候補者23人のうち、オマル・スレイマン前副大統領ら10人を失格としている。

大統領選は第1回投票が5月23─24日に行われ、決選投票になれば6月に実施される。

最終更新:4月25日(水)11時25分

日本にもこういう制度があってもいいんじゃないのかね。
何かそんな気がしてしまう今日この頃。

暗黒の稲妻