米国で6年ぶりBSE牛=農務省、加州の乳牛で確認
時事通信 4月25日(水)4時58分配信

 【ワシントン時事】米農務省は24日、米国カリフォルニア州で乳牛1頭のBSE(牛海綿状脳症)感染が確認されたと発表した。米国でBSE感染牛が確認されたのは2006年3月以来、約6年ぶり。米国内でのBSE感染牛の発見は4例目となる。同省は、既にこの牛の死骸は州当局の厳重な管理下にあるため食用に流通することはないとし、食の安全面での影響はないとの認識を強調した。
 ただ、野田佳彦首相の訪米を目前に控え、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加問題や米国産牛肉の輸入制限緩和をめぐる日本国内の議論に大きな影響を与えるのは必至だ。
 BSE感染が疑われた牛のサンプル部位について、農務省の研究所で、日本でも使われているウエスタンブロット法などによる検査を行い、典型的なBSEとは異なる非定型BSEの陽性が確認されたという。同省のクリフォード主任獣医師は「(非定型のため)広範な感染が疑われる汚染飼料が原因ではないと考えられる」と説明している。 

最終更新:4月25日(水)8時17分

こんな状況でアメリカ産牛肉を輸入しても大丈夫なのだろうかね。
これでまた日本の牛丼店がバタバタしそうだね。

暗黒の稲妻