細胞分裂、力で制御可能=再生医療に応用期待―早大など
時事通信 4月17日(火)4時2分配信

 細胞分裂に伴って染色体が二つに分かれる際、外から物理的に力を加えることで、細胞分裂の速度を制御できることを、早稲田大などの研究チームが明らかにした。必要な細胞だけ分裂を促進するなど再生医療への応用が期待される。論文は16日付の米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。
 細胞分裂の際は、細胞内に紡錘(ぼうすい)体と呼ばれるたんぱく質群が現れ、染色体を分ける準備ができたか、チェックする役割を果たす。紡錘体には一定の力(張力)がかかっており、この力の変化がチェック機能にも影響するとの説があったが、実験手段がなく、議論が分かれていた。
 早稲田大理工学術院の板橋岳志講師らの研究チームは、東京大が開発した長さ0.2ミリ、幅0.03ミリの極小ピンセットを使い、ヒトのがん細胞から培養した実験用の細胞をつまんで力を加え、影響を調べた。
 その結果、紡錘体を細長く引き伸ばすような力を加えると、染色体が分かれるタイミングが遅れ、逆に紡錘体を押しつぶすような力では、細胞分裂が早まった。
 また、薬剤で染色体の分裂を止めた細胞でも、押しつぶすような力を加えると、分裂が始まることも確認。細胞分裂に物理的な力が影響を与えることが分かった。 

最終更新:4月17日(火)9時38分

面白いね。
これで何に使えるかだね。

暗黒の稲妻