イラン核協議、交渉継続で合意…緊張激化を回避、EU「有益だった」
産経新聞 4月15日(日)11時34分配信

 【カイロ=大内清】約1年3カ月ぶりに再開されたイランの核開発問題をめぐる同国と国連安全保障理事会の5常任理事国にドイツを加えた6カ国との協議は14日、5月23日にイラクの首都バグダッドで次回協議を行うことで合意した。協議継続で一致したことで、当面の緊張激化は避けられた格好だ。

 次回以降は、核兵器開発疑惑解明に向けた実質的な協議も始まるとみられる。ただ、米欧が求めるイラン中部フォルドゥのウラン濃縮施設の即時閉鎖・解体などにイラン側がすぐに応じるとは考えにくく、協議の行方はなお予断を許さない状況が続きそうだ。

 欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は14日、イランの交渉責任者であるジャリリ最高安全保障委員会事務局長との対話について、「建設的で有益なものだった」と述べ、次回以降の協議での交渉進展に期待を示した。

 一方、今回の協議では米国が、イランと二国間で話し合う用意があると表明したのに対し、イラン側はこれを拒絶、双方の隔たりがなおも大きいことを印象づけた。

最終更新:4月15日(日)16時32分

約1年3カ月ぶりに再開されたイランの核開発問題を巡る同国と国連安全保障理事会の5常任理事国にドイツを加えた6カ国との協議は14日、5月23日にイラクの首都バグダッドで次回協議を行うことで合意した様だ。

暗黒の稲妻