上原が好救援「自分は自分の仕事をすればいい」
産経新聞 4月13日(金)8時47分配信


拡大写真
マリナーズ戦の8回、好リリーフを見せたレンジャーズ・上原浩治(右)はナインをハイタッチで迎える=12日、レンジャーズ・ボールパーク(撮影・大橋純人)(写真:産経新聞)
 レンジャーズ5-3マリナーズ(12日、アーリントン)マリナーズのイチローを右飛に打ち取ると、グラブをポンとたたいて喜びを表現した。3点リードの八回1死二塁から登板し、打者2人を完璧に抑えたレンジャーズの上原。「言われたところで結果を出さないと、クビになる世界」。試合後も背番号19は厳しさを保ったままだったが、存在感を示す好救援だった。

【フォト】 イチローと対戦した上原は右飛に打ち取る

 昨季はシーズン途中でオリオールズからトレードで移籍。ただ、レンジャーズでは苦悩の日々が続いた。昨季のポストシーズンでは3戦連続で被弾。今季もオープン戦では打ち込まれるシーンが目立ったが、この日の投球には速球に威力があった。「この日の勝因はウエハラ。いい仕事をしたね」。ワシントン監督も手放しでほめた。

 大リーグ1年目のダルビッシュは投球フォームで試行錯誤を重ね、建山は腰痛のため出遅れている。「自分は自分の仕事をすればいい」と上原。37歳の反攻が始まる。(浅野英介)

最終更新:4月13日(金)11時3分

一度は放出リストに載ったけど、まだまだ戦力だということを示してほしいね。

暗黒の稲妻