北ミサイル対策室、首相官邸に…24時間警戒へ
読売新聞 4月11日(水)11時45分配信

 日本政府は11日午後、北朝鮮のミサイル発射に備え、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設ける。

 関係閣僚には12日午前7時から各省庁に待機して警戒するよう指示しており、ミサイルが発射されれば速やかに安全保障会議を開き、対応を協議する予定だ。

 藤村官房長官は11日午前の記者会見で、「態勢をとるのは万々が一への対処だ。冷静に見守ってほしい」と国民に呼びかけた。

 外務省も24時間態勢で情報収集するため、11日午後に緊急対策本部を設置する。主要8か国(G8)外相会議出席のため訪米中の玄葉外相は、会議期間中にミサイルが発射されれば、現地で米国、ロシアと対応を協議するほか、中国や韓国とも電話会談を行う方向で調整している。

 防衛省・自衛隊は、万が一日本に落下した場合の迎撃の準備をすでに整えており、発射情報を収集するため、米国など関係各国との連絡態勢も強化している。

最終更新:4月11日(水)12時53分

日本政府は11日午後、北朝鮮のミサイル発射に備え、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設けるそうだ。

暗黒の稲妻