ミサイル発射強行なら国連安保理に提起へ 日米外相
産経新聞 4月11日(水)8時39分配信

 【ワシントン=佐々木類】主要国(G8)外相会合に出席するため訪米中の玄葉光一郎外相は10日午後(日本時間11日未明)、ワシントン市内の国務省でクリントン国務長官と会談した。

 両外相は、北朝鮮が予告した「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルの発射阻止に向け、中国、ロシアを含む関係各国とともに発射直前まで自制を求めていくことを確認。発射を強行した場合は、国連安全保障理事会への提起を含め、国際社会の圧力を強めていく方針を確認した。

 玄葉外相は会談後の共同会見で、「ミサイル発射すれば明白な安保理決議違反だ。国際社会で適切に対応する」と述べた。

 クリントン長官は、「日本防衛に対する米国の揺るぎない決意を表明した」と紹介した上で、「日本と地域安保のため、日本国内における軍事的なプレゼンスを維持する」と述べた。

 両外相はこのほか、在日米軍再編に関し、抑止力を維持しながら沖縄の負担軽減に向けた努力を双方で続けることを確認。野田佳彦首相の5月の訪米に合わせ、日米防衛協力の協議を加速させることで合意した。

最終更新:4月11日(水)10時59分

今回の件で、約束を破ったら大変な思いをするって事を体感させるべきじゃないのかな。

暗黒の稲妻