北朝鮮で3回目核実験の動き=韓国情報当局
聯合ニュース 4月8日(日)15時42分配信

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が長距離ミサイル発射後に3回目の核実験を強行するための準備作業に入ったようだ。
 韓国情報当局者は8日、「北朝鮮が過去2回の核実験を実施した咸鏡北道・豊溪里で3回目の核実験を密かに準備している」と明らかにした。
 最近撮影した商業衛星映像を分析した結果、従来の二つの坑道以外に新しい坑道を掘削しており、工事が最終段階にあることが確認されたという。
 実際に今月1日に撮影された米商業衛星「クイックバード」の撮影映像をみると、豊溪里の坑道入り口で土砂が確認されている。同土砂は別の地域から運ばれたもので、先月から量が増えている。
 北朝鮮は過去にも核実験の最終作業として坑道を土砂で埋めていた。そのため、長距離ミサイル発射後に、核実験を強行する可能性が高いと情報当局はみている。
 北朝鮮は2006年7月にミサイル発射してから3か月後の10月に核実験を行った。2009年には長距離ミサイル発射から1か月後の5月に2回目の核実験を実施している。
 一方、北朝鮮は6日に平安北道・東倉里の発射基地で第1段階の推進体を発射台に設置したとされる。ミサイル発射に向け、発射体の最終組み立て段階に入ったとみられ、気象状況を考慮し、早ければ12日、遅くとも15日前には発射すると情報当局はみている。

最終更新:4月8日(日)18時22分

北朝鮮が長距離ミサイル発射後に3回目の核実験を強行するための準備作業に入った様だ。

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