水俣病、期限後の掘り起こしは迷惑…環境副大臣
読売新聞 4月8日(日)15時10分配信
水俣病被害者救済法による救済措置を巡り、水俣病不知火患者会(熊本県水俣市)などが集団検診で被害者の掘り起こしを続けていることについて、地元11団体との意見交換のため熊本県などを訪れていた横光克彦環境副大臣は8日、「(7月末の)救済法の申請期限が来た後は慎んでもらいたい。ほかの団体が迷惑」と発言した。
期限延長や撤回を求めている同会は「被害者ときちんと向き合おうとしない発言だ」と批判している。
横光副大臣は、熊本県津奈木町で行った別の団体との面会で、「このままでは7月末で申請を締め切れないのでは」という質問に対し、「期限後には、こういった動きは慎んでもらわないといけない」と指摘。「いつまでも掘り起こしが続くと、(地域振興などに力を注げず)ほかの団体に迷惑がかかる。(不知火患者会などに)理解を求めていきたい」と述べた。
その後の記者会見で真意を問われた横光副大臣は、「申請を目的にした掘り起こしを続けても、窓口がなくなった後では意味がないという趣旨」と釈明した。
水俣病不知火患者会の林田直樹事務局長は「環境省の素顔が見えた。我々は申請期限に関係なく、被害者の掘り起こしを続けていく」と批判した。同会などは、6月に1500人規模の検診を予定している。
最終更新:4月8日(日)15時10分
本当に水俣病と認定され、苦しんでる方々にはしっかりと手立てを取って頂きたいのは、言うまでもない話である。
只水俣病は随分前から認識、認定されている公害病。
そんな中で未だ自分自身で自覚症状も無く過ごされていながら、検査の結果水俣病と宣告されて初めて自分が水俣病である事を知るという状態の方が、毎年多数いるのだろうか。
その辺がこの締め切りを行う政府の動きと、それに異を唱える団体の方々との衝突の不明点だと思うのだが。
暗黒の稲妻
読売新聞 4月8日(日)15時10分配信
水俣病被害者救済法による救済措置を巡り、水俣病不知火患者会(熊本県水俣市)などが集団検診で被害者の掘り起こしを続けていることについて、地元11団体との意見交換のため熊本県などを訪れていた横光克彦環境副大臣は8日、「(7月末の)救済法の申請期限が来た後は慎んでもらいたい。ほかの団体が迷惑」と発言した。
期限延長や撤回を求めている同会は「被害者ときちんと向き合おうとしない発言だ」と批判している。
横光副大臣は、熊本県津奈木町で行った別の団体との面会で、「このままでは7月末で申請を締め切れないのでは」という質問に対し、「期限後には、こういった動きは慎んでもらわないといけない」と指摘。「いつまでも掘り起こしが続くと、(地域振興などに力を注げず)ほかの団体に迷惑がかかる。(不知火患者会などに)理解を求めていきたい」と述べた。
その後の記者会見で真意を問われた横光副大臣は、「申請を目的にした掘り起こしを続けても、窓口がなくなった後では意味がないという趣旨」と釈明した。
水俣病不知火患者会の林田直樹事務局長は「環境省の素顔が見えた。我々は申請期限に関係なく、被害者の掘り起こしを続けていく」と批判した。同会などは、6月に1500人規模の検診を予定している。
最終更新:4月8日(日)15時10分
本当に水俣病と認定され、苦しんでる方々にはしっかりと手立てを取って頂きたいのは、言うまでもない話である。
只水俣病は随分前から認識、認定されている公害病。
そんな中で未だ自分自身で自覚症状も無く過ごされていながら、検査の結果水俣病と宣告されて初めて自分が水俣病である事を知るという状態の方が、毎年多数いるのだろうか。
その辺がこの締め切りを行う政府の動きと、それに異を唱える団体の方々との衝突の不明点だと思うのだが。
暗黒の稲妻