北朝鮮ミサイル自制へ努力=発射後対応は依然温度差―日中韓外相
時事通信 4月8日(日)13時17分配信

 【寧波(中国浙江省)時事】玄葉光一郎外相と中国の楊潔※(※=竹カンムリに褫のつくり)外相、韓国の金星煥外交通商相は8日、当地のホテルで会談し、北朝鮮が人工衛星を名目に予告している12~16日の長距離弾道ミサイル発射に関し、自制を求める最大限の努力を行うことで一致した。ただ、発射後をめぐっては、厳しく対応すべきだとする日韓両国と、冷静な対処を求める中国との間で違いが残った。
 会談後の共同記者発表で、玄葉外相は「ミサイル発射を強行すれば、明確な国連安全保障理事会決議違反だ。対話の流れにも逆行する」と強い懸念を表明。金外相も「発射は明確な決議違反。北の義務違反行為に対しては、国際社会の厳しい対応が必要だ」と、新決議など制裁強化を求める姿勢を示した。
 これに対し、楊外相は「冷静さを保ち、外交ルートを通じて平和的に問題を解決すべきだ」と、従来の見解を改めて強調した。
 玄葉外相は会談後、ミサイル問題に関し記者団に「3カ国の共通認識を相当増やすことができた」としながらも、「完全に一致しているわけではない」と語り、温度差を認めた。その上で、発射後の中国の対応について「真剣に検討しているのではないか」との見方を示した。 

最終更新:4月8日(日)15時49分

まぁ実に怪しい三カ国だね。

暗黒の稲妻