アオブダイ食べ死亡=78歳男性、食中毒か―長崎
時事通信 4月7日(土)18時22分配信

 長崎県は7日、アオブダイを食べた新上五島町の漁師の男性(78)が死亡したと発表した。食中毒のような症状を訴えていたという。
 県によると、男性は先月20日、漁で捕ったアオブダイを自分で調理し、煮付けや刺し身にして、妻(70)や息子(39)と一緒に食べた。男性は背中などに痛みを訴え、同月21日に病院で死亡した。
 男性の妻も手足の痛みなどで一時入院したが、その後回復。息子も軽い腰の痛みを訴えたという。 

最終更新:4月7日(土)19時45分

ちょっと気になったので調べてみました。
wikipediaによると

アオブダイ(青武鯛) Scarus ovifrons は、スズキ目ベラ亜目ブダイ科の魚。岩礁やサンゴ礁に生息する大型魚で、名のとおり青みの強い体色が特徴である。
(中略)

食中毒例

日本では1953年以降、5人のアオブダイによる食中毒での死亡例がある[1]。アオブダイはスナギンチャクを捕食するためパリトキシンという強力な毒成分を蓄えており、内臓を食べてはいけないとされている。また、フグ毒で知られるテトロドトキシンが内臓から検出された事例もある。 なお、パリトキシンは加熱や塩蔵によっては分解されない。
・1983年に三重県で2人が食中毒となり、うち1名が死亡[2]。
・1989年に宮崎県で家族6名がアオブダイを天ぷらにして食べたところ、3名が食中毒を発症。死者は出なかったが、うち2名は1週間ほどの入院を要した[2]。
2012年に長崎県で家族3名がアオブダイを煮付けや刺身にして食べたところ、食中毒を発症。うち1名が死亡した[3]。

(Wikipedia アオブダイより一部抜粋して転載 フリー百科事典)

フグ以外にもいるんだね。
市場に出回る魚じゃないと思うけど、憶えておこう。

暗黒の稲妻