住民1人の町、ベトナムの実業家が7400万円で落札 米国
CNN.co.jp 4月6日(金)12時3分配信

ワイオミング州バフォード(CNN) 米ワイオミング州にある人口わずか1人の過疎の町が5日の競売で売りに出され、ベトナムから来た実業家2人が90万ドル(約7400万円)で落札した。

同州バフォードは約4ヘクタールの土地にガソリンスタンドが1軒と住宅が1軒、小屋が数件あるだけの町。競売には10数人が集まり、10万ドルから始まった入札価格はたちまち競り上がった。

落札した2人の男性は主催者に伴われてすぐに姿を消し、取材には応じてもらえなかった。代理人を務める不動産業者によれば、2人はインターネットで競売のことを知ってベトナムからやって来たという。身元は明らかにせず、町の今後の計画についてもコメントを避けた。

競売の様子を見守っていた唯一の住民、ドン・サモンズさんは1980年に転入してきて90年に町を買い取った。95年に妻を亡くし、息子は2007年に転出。町が売れたと告げられると涙を流し、「生涯の半分をここで暮らしてきた」と振り返った。今後はコロラド州ウィンザーに転居し、バフォードで過ごした32年間について著書を執筆予定だという。

転出した後もバフォードを懐かしく思うだろうとサモンズさんは言う。ただし道路沿いに立てられた自分の写真入りの屋外広告だけは、「自分の顔を見たくなったらいつでもどこかを借りられる」と笑顔を見せた。

最終更新:4月7日(土)11時3分

素朴な疑問なのだが住人1人で果たして町と言えたのだろうか。
そしてどうやって生活してたをだろ。

暗黒の稲妻