強風で国宝の円覚寺舎利殿が破損 鎌倉
産経新聞 4月5日(木)14時3分配信
 神奈川県鎌倉市山ノ内の円覚寺で、国宝に指定されている「舎利殿」の引き戸の一部が、3日夜の暴風で破損していたことが5日、市への取材で分かった。

 市によると、強風を受けて外れた側面の扉が、建物内に転がり込み、内側から建物正面の木製の引き戸にぶつかり、ひび割れができた。損傷は約10センチ四方の大きさ。

 市は「損傷は小さく、国宝としての価値を損ねるものではない」としている。

 円覚寺は鎌倉時代後半に北条氏によって創建された臨済宗の寺院。世界遺産登録を目指す「武家の古都・鎌倉」の候補資産の一つで、損傷は同寺が修復する。

最終更新:4月5日(木)18時26分

神奈川県鎌倉市山ノ内の円覚寺で、国宝に指定されている「舎利殿」の引き戸の一部が、3日夜の暴風で破損していたことが5日、市への取材で分かった様だ。

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