セブン&アイ、営業益3000億円突破 日本の小売業で初
産経新聞 4月5日(木)16時29分配信

 セブン&アイ・ホールディングスは5日、2012年2月期連結決算を発表した。営業利益は前期比20.0%増の2920億円と07年2月期以来、5年ぶりに過去最高を更新した。同時に発表した2013年2月期の連結営業利益予想は前期比7.9%増の3150億円となり、初めて3000億円を突破し過去最高を更新する。これは日本の小売業でも初となる。

 このほか2012年2月期実績と13年2月期予想は、売上高が4兆7863億円と5兆600億円、最終利益は1298億円と1550億円。連結売上高は2年ぶりに5兆円回復をめざす。

 主力のコンビニ店「セブン-イレブン」で過去最高の出店を計画するなど、引き続きコンビニ店を軸に収益を伸ばす。総合スーパーは弱含みだが、百貨店は堅調を見込んでいる。

 前期はプライベートブランド(PB、自主企画)商品の販売が好調だったことに加え、たばこの値上げによる増収効果や震災特需で食品・飲料などが好調だったことが利益を押し上げた。

 この日、会見した村田紀敏社長は、「(消費者のニーズに合った)商品面の改革を進めたことが増益につながった」と話した。

 事業別の営業利益のうち、全体の7割強を稼ぐコンビニ事業が9.8%増の2146億円。たばこの値上げや震災による節電の影響で総菜など中食が好調だった。

最終更新:4月6日(金)9時16分

コンビニ、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターが身近にない所はまだ腐るほどあるからこれからも増え続けるだろう。

暗黒の稲妻