携帯電話紛失で年2.5兆円の損失=米調査
ウォール・ストリート・ジャーナル 4月4日(水)10時27分配信

 調査によると、米国では3.5秒毎に携帯電話を紛失する人があらわれる。場所はたいていコーヒーショップだという。

 モバイルセキュリティー会社ルックアウトの調査によると、携帯電話紛失に関わる損失は年間で300億ドル(約2兆4500億円)に及ぶという。カフェ以外では、バーやオフィスが紛失場所の上位を占める。

 また、最も紛失しやすい時間帯は夜間で、全体のうち67%が午後9時~午前2時の間に発生している。

 シカゴは例外で、教会がコーヒーショップとドラッグストアに続いて紛失場所の第3位につけている。ルックアウトのデータ・サイエンティストは、紛失する場所に各都市の社会動向が垣間見えると指摘する。たとえばニューヨークで携帯が最も忘れられる場所はファストフード店であり、アイルランドのダブリンではパブだ。

 GPS(全地球測位システム)を使い携帯の位置情報を知らせるアプリもあり、それらは遠隔操作で携帯のデータを消去することも可能だ。ルックアウトは「iPhone(アイフォーン)」とアンドロイド搭載の携帯に無料および有料のアプリを提供している。紛失した携帯のアラームを起動させるものだ。またアップルには無料の「Find My iPhone」アプリがあるが、クラウドサービス「iCloud(アイクラウド)」を利用できるよう設定しておかねばならない。

 ほかにもアンドロイドとiPhoneに利用できるiHound(アイハウンド、年間利用料3.99ドル)がある。これはフェイスブックで位置情報を共有できるのが特徴だが、それ以外は他のアプリとほとんど同じだ。

 費用や時間がかからず、心配もいらない、やや非科学的な方法がある。ニューヨーク大学スターン・ビジネス・スクールのビッキー・モーウィッツ教授は、教会にいるときはメールをしなければいいと提案する。「もっと気をつけるように自分を訓練することはできる。タクシーで大好きな帽子を失くしてから、今はドアを閉める前に毎回必ずシートを確認するようにしている」とモーウィッツ教授は話す。

 携帯を紛失、または盗まれやすい場所

1、コーヒーショップ

2、バー

3、オフィス

4、レストラン

5、集合住宅

6、食料品店

7、ガソリンスタンド

8、一戸建て住宅

9、薬局&ドラッグストア

10、公園

最終更新:4月4日(水)10時27分

1~10迄のうち8が判らんな。
つまり友達の家にでも遊びにいってという事なんだろうかね。

暗黒の稲妻