<欧州債務危機>7日に日中財務相が協議
毎日新聞 4月3日(火)18時41分配信

 安住淳財務相は3日の閣議後会見で、7日に東京都内で中国の謝旭人財政相と日中財務対話を開くことを明らかにした。欧州債務危機の拡大防止に向けた国際通貨基金(IMF)の資金増強策などを協議する見通し。

 安住財務相は20日に米ワシントンで開かれる主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で一定の対策を取りまとめることが望ましいと指摘。関係国との調整を急ぎ、日本政府としても資金拠出の規模など具体的な検討を進める考えを示した。IMFが関係国に総額5000億ドル(約41兆円)規模の資金増強を求めていることについては「IMFの理想が現実的かどうか。(資金を)出す側の立場もある。我々が突出してやる立場にない」と慎重な見方を示した。欧州債務危機が小康状態にある現状を踏まえて拠出規模を見極める考えだ。

 IMFの資金増強をめぐっては、議会の反発が強い米国の拠出見送りが濃厚となっており、米国に次ぐIMF出資国である日本と、出資を通じIMF内での発言力強化を狙う中国の対応に注目が集まっている。【赤間清広】

最終更新:4月3日(火)20時37分

健全化するなら、まずは国内を整える為ODAを中止すべきではなかろうか。
国内の財政が健全化されてないのに、他国へ融資してどうするのだろう。

暗黒の稲妻