橋下陣営は「向こう」…役所ぐるみで前市長支援
読売新聞 4月3日(火)7時19分配信
橋下徹大阪市長の依頼を受け、市職員の組合・政治活動の実態を調査していた市特別顧問の野村修也弁護士らの第三者チームは2日、最終報告書をまとめた。
昨年11月の大阪市長選を巡り、平松邦夫前市長を支援するため、当時の副市長を中心に市役所が組織ぐるみで関与したとし、「選挙活動を通常のことと受け止める風土が存在した」と指摘した。労組や市議による人事介入にも言及。橋下市長は同日、検証チームを発足させ、再発防止のルール作りに取り組む方針を示した。
報告書は、昨年4月の統一地方選直後に開かれた区長会議で、当時の副市長が、「(橋下市長が代表の)大阪維新の会は33万票、自民、民主、公明は計51万票」などと統一地方選の得票数を挙げ、「惑わされなかった人が51万人もいた。その人たちに約束したことを確実に実行していくことが重要。秋までにやりきっていく。どんどん地元に入り、訴えていく」などと、区長に選挙を意識した行政活動を指示していたことを明らかにした。
また、市長選期間中、区長から市幹部への選挙情勢を報告した会議議事録は、前市長を「こちら」、橋下市長の陣営を「向こう」と呼び、「向こうの人気はあなどりがたい」「若干こちらが上にいっているのではという情報もある」などと記されているとし、報告書は「中立性を欠いている」と批判している。
最終更新:4月3日(火)7時19分
これは当時の副市長の職権乱用にならないのかな?
暗黒の稲妻
読売新聞 4月3日(火)7時19分配信
橋下徹大阪市長の依頼を受け、市職員の組合・政治活動の実態を調査していた市特別顧問の野村修也弁護士らの第三者チームは2日、最終報告書をまとめた。
昨年11月の大阪市長選を巡り、平松邦夫前市長を支援するため、当時の副市長を中心に市役所が組織ぐるみで関与したとし、「選挙活動を通常のことと受け止める風土が存在した」と指摘した。労組や市議による人事介入にも言及。橋下市長は同日、検証チームを発足させ、再発防止のルール作りに取り組む方針を示した。
報告書は、昨年4月の統一地方選直後に開かれた区長会議で、当時の副市長が、「(橋下市長が代表の)大阪維新の会は33万票、自民、民主、公明は計51万票」などと統一地方選の得票数を挙げ、「惑わされなかった人が51万人もいた。その人たちに約束したことを確実に実行していくことが重要。秋までにやりきっていく。どんどん地元に入り、訴えていく」などと、区長に選挙を意識した行政活動を指示していたことを明らかにした。
また、市長選期間中、区長から市幹部への選挙情勢を報告した会議議事録は、前市長を「こちら」、橋下市長の陣営を「向こう」と呼び、「向こうの人気はあなどりがたい」「若干こちらが上にいっているのではという情報もある」などと記されているとし、報告書は「中立性を欠いている」と批判している。
最終更新:4月3日(火)7時19分
これは当時の副市長の職権乱用にならないのかな?
暗黒の稲妻