裏ポーク購入業者を告発=数千万円脱税の疑い―関東信越国税局
時事通信 3月31日(土)2時36分配信

 外国産豚肉が不正に安値で輸入されていた問題で、国内売買に関わった埼玉県三郷市の食肉加工会社「ミリオンエンタプライズ」が、仕入れ経費の架空計上などで数千万円を脱税したとして、関東信越国税局が法人税法違反容疑で同社と舘野伸二郎社長(64)をさいたま地検に告発したことが30日、分かった。
 関税を免れて不正輸入された豚肉は「裏ポーク」と呼ばれ、輸入業者の脱税事件が相次ぎ、国税当局は購入業者の調査にも力を入れていた。
 関係者によると、ミリオン社が購入したのは、千葉地検に今月、同法違反容疑で逮捕、起訴された千葉県栄町の元会社社長鈴木明善被告(60)らが不正輸入したとされる豚肉。舘野社長は、鈴木被告らに虚偽の領収書を提供させて経費を水増しするなどし、2010年2月期までの3年間に1億数千万円の所得を隠し、数千万円の法人税を免れた疑いが持たれている。 

最終更新:3月31日(土)14時45分

外国産豚肉が不正に安値で輸入されていた問題で、国内売買に関わった埼玉県三郷市の食肉加工会社「ミリオンエンタプライズ」が、仕入れ経費の架空計上などで数千万円を脱税したとして、関東信越国税局が法人税法違反容疑で同社と舘野伸二郎社長をさいたま地検に告発したことが30日、分かった様だ。

暗黒の稲妻