昨年の死刑執行676人、非公表の中国は数千人か=人権団体
ロイター 3月27日(火)11時31分配信

[ロンドン 27日 ロイター] 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは27日、2011年の世界の死刑執行数が少なくとも676人に上り、前年の527人を上回ったと発表した。ただ、この数字には死刑執行が幅広く行われているとされる中国は含まれていない。

アムネスティによると、11年には20カ国で死刑が執行され、前年の23カ国から減少した。大半は中東地域で行われ、特にイラン、サウジアラビア、イラクで増加。イランでは少なくとも360人(前年は252人)、サウジアラビアでは82人(同27人)、イラクでは68人(同1人)に死刑が執行された。

一方、日本は19年ぶりに執行数がゼロとなった。主要8カ国(G8)の中で死刑を行ったのは米国のみで、43人(同46人)が処刑された。

ただアムネスティは、世界で最も死刑執行数が多かったのは、国家機密を理由に執行数を公表していない中国だとの見方を示し、11年には推定で数千人が処刑されたとしている。

最終更新:3月28日(水)11時34分

日本の死刑執行数がゼロという事は法務大臣が全く仕事しなかったと云うに等しいな。

暗黒の稲妻