沖縄知事「環境保全は不可能」=辺野古埋め立て意見書―普天間移設
時事通信 3月27日(火)16時3分配信

 沖縄県の仲井真弘多知事は27日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先に関する防衛省の環境影響評価書のうち、埋め立て部分に対する意見書を同省沖縄防衛局に提出した。「生活環境および自然環境の保全を図ることは不可能」と指摘し、名護市辺野古沿岸部を移設先とする日米合意の履行は困難との見解を示した。
 仲井真知事は先月20日、環境影響評価書の飛行場部分に対しても、同様に「環境保全は困難」とする意見書を提出。意見書がそろったのを受け、防衛省は評価書の補正作業を本格化させるが、補正作業には期限の定めがなく、政府が埋め立て許可を知事に申請する時期は不透明だ。 

最終更新:3月27日(火)21時3分

沖縄県の仲井真弘多知事は27日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先に関する防衛省の環境影響評価書のうち、埋め立て部分に対する意見書を同省沖縄防衛局に提出したそうだ。

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